いよいよ今週から新年度本予算案について議論が始まります。先週金曜日には政府4演説が行われました。総理は夏の参院選に向けて、憲法改憲とくに緊急事態条項を打ち出してはばかりません。また私たちが推進してきた「誰にでも居場所と出番がある共生社会」のパクリでしょうか、「一億総活躍」という看板を立てましたが、介護報酬の引き下げや高所得者優遇の軽減税率導入など、基本構造を歪めたところににわか仕立ての仮看板を取り付けているわけです。この先、安倍政権で日本が向かおうとしている道は若者にとっていばらの道。大事な次の世代にこの道を進ませたくはありません。
TPP交渉の日本側代表として、近々協定にも署名する予定であった甘利経済再生担当大臣に、あっせん利得の疑惑が出てきました。参議院決算委員会で尋ねられた大臣は、会ったことは認めましたがお金を受け取ったかどうかは記憶が曖昧とのこと。あまりにも不自然です。大臣は本会議後にダボス会議に向かいました。国民に対する説明をきっちりと行うことが先決だと思うのですが。
週末は、「オレンジの会」世話人の皆さんと「星山セツさんを偲ぶ会」。そして「新潟市手をつなぐ育成会連絡協議会」新年会などの合間に、民主党県連常任幹事会が開催されました。参院選新潟県選挙区の候補者選定について、党本部がすすめてきた話が不調に終わっているというタイミングで召集された幹事会、県連からも報告できる事項はありませんでした。県連副代表の一人として、このような状況になっていることに責任を感じ、お詫びいたします。しかしまだ終わっていません、これからです。
日曜日は新潟市内にも珍しく昼間の雪が降り続きました。宇野こうや市議会議員の市政報告会や中地区後援会幹事会に出席、年頭のご挨拶と国会報告を申し上げ、交通機関が心配だったので夜のうちに自宅を出て東京へやってきました。1週間のスタートです。