民法の「女性のみ再婚禁止期間6ヶ月」と「夫婦同姓」の規定が問われていた裁判で、きょう、最高裁大法廷で判決が出ました。結果は、女性のみ再婚禁止期間6ヶ月は違憲、夫婦同姓は合憲そのうえで国会で議論され判断されるべき、というものでした。15人の裁判官のうち、3人の女性裁判官全員と弁護士出身の男性裁判官2人が、夫婦同姓は違憲、と反対意見を述べられたそうです。とても考えさせられる結果でした。
私は、選択的夫婦別姓は制度として認める民法にしたいと考えており、これまでも民主党が何度か提出してきた法案で、おそらく3回くらいは提出者になってきました。同姓を選ぶもよし、別姓を選ぶもよし。その判断はカップルやご家族の思い・考えによって決まるべきで、民法が強要することではないと思っています。女性の活躍促進というのであれば、自民党も賛成して当然と思います。
また再婚禁止期間は100日が合理的、とする判断ですが、半年が医療や科学技術の発達を理由に長いとするなら、100日も論拠が弱いと思います。
来年の通常国会では私は、厚生労働委員会に加えて予算委員会にも所属することになりました。自公政権の愚策にきちんとストップをかけ、あるべき将来像を示して前進することが私たち民主党の役割です。期待にお応えしなくてはならない、その最前線に立つことになるのだと、プレッシャーはとても大きいです。
週末はオープンミーテイングを開催するなど、地元の皆さんとの意見交換に努めました。平日は相変わらず新潟と東京の行ったり来たりです。共生社会創造本部の非正規雇用・ワーキングプア対策チーム座長に就任することになり、早速ヒアリングを開催しました。