週末は「西村ちなみお茶のみ懇談会」を市内6か所で開催させていただきました。少人数だからこそ、お一人ずつからお話いただき、いろいろ学ばせていただくことができます。特に安保法案については皆様からのご意見やご質問が相次ぎました。廃案にするための策はあるのか、そのために自分たちに何ができるのか、もし成立してしまったらその後はどうなるのか等々、今回の法案の行方を真剣に見てくださっている方々がとても多いと感じます。
月曜日は、衆議院厚生労働委員会で硫黄島に視察に行ってきました。航空自衛隊の協力を得てC130輸送機に乗せていただいての往復です。硫黄島は、戦争末期に、日本人約2万1千人、米国人約7千人の方々が落命した島。未だに日本人約1万人の遺骨が残されています。地熱でサウナのように熱くなった医務用の壕もありました。ここで、横たえられた傷病者が、掘削作業をやらされていたのだそうです。あまりに過酷で言葉もありません。民主党政権では平成22年「硫黄島からの遺骨期間のための特命チーム」を設置し、国の責務として戦没者の遺骨帰還を進めてきました。視察をとおして、戦没者の皆様のご冥福を心からお祈りし、不戦の誓いを新たにし、遺骨収集事業にさらに取り組む必要性を思っています。