先週金曜日、労働者派遣法改正案が衆議院で強行採決されてしまいました。民主党は維新の党・生活の党と3党共同で対案的に均等待遇推進法案を提出し質疑も行っていましたが、維新の党の一部議員が勝手に自民党・公明党との修正協議をやって合意したとかで完全に骨抜きになった修正案が急に提出され、これも一緒に強行採決されてしまいました。正直に言って、あっけにとられています。委員会で労働者派遣法が採決される際には私が民主党・無所属クラブを代表して短い時間ですが思いの丈をぶつけて反対討論を行いました。強行採決反対集会では厚生労働委員会理事として経過報告をさせていただきました。週末に地元に戻りましたら、娘さんが派遣で働いているという方がお二人いらっしゃいました。事業として労働者派遣をやっているという地元の中小企業の方もお二人いらっしゃいました。4人が4人とも、今回の改悪法案は困る、とおっしゃっていたのです!
日曜日は安倍政権の暴走を糾す全国キャンペーンの一環として、民主党新潟県連で街頭演説。
国会が大幅延長になりそうという報道あり、明日は月曜日ですが本会議が開かれる見込みです。安保法制を成立させるための延長と思われますが、憲法学者の違憲という見解、内閣法制局長官が集団的自衛権をフグに例える話、何度聞いてもおかしな大臣と総理の答弁、毎日国会を取り巻くデモや集会で発言する若者・女性、後退する国民の理解・・・無理筋な法案はやはり撤回すべきです。