土曜日、久しぶりにお茶のみ懇談会を中央区で開催していただきました。今回は女性の参加者が多かったです。いただいたご意見やご質問のいくつかを記します。
〇待っていればいつかは地方も経済がよくなる、という安倍政権の経済政策は間違っている。民主党として対案を分かりやすく示してほしい。(分配と成長をバランスよく行いますが、福祉や農業やエネルギーなど、これまでお荷物と考えられてきた分野が新たな成長産業となりますので、重点化していきたいです)
〇介護保険制度の今後が心配。在宅と施設介護とで差がありすぎるのではないか。在宅ではなかなかやっていけない。(施設でケアを受けざるを得ないケースは多々ありますが、まずは地域包括ケアシステムを良いものにして住み慣れた地域で過ごせるよう、取り組みます)
〇集団的自衛権、日本がどうなるのか考えると怖い。徴兵制になるのではないか。(閣議決定から法案提出まで、安倍政権の暴走は目に余ります。専守防衛に徹してきた日本を、「戦争する国」にしないよう、絶対に阻止しなければなりません)
〇原発再稼働に前のめりな自民党政権に不安を感じる。民主党地方議会にもそのように取り組んでほしい。(原発稼働ゼロ社会を2030年代に実現することを目指しています。住民投票条例案は拘束力・実効性に乏しいため反対したと聞いています)
〇町内では高齢化率も高く、空き家も増えている。限界集落は中山間地ではなく都市部の中の話だ。(私も深刻に受け止めています。町は生き物ですが、政治・行政の力で、コンパクトシティを目指していくべきと思います)
さて国会では安全保障法制と労働法制で安倍政権が暴走しています。昨日は「大阪都構想」の是非をめぐって住民投票が行われ、反対多数で否決されました。この結果が今後の国会運営に影響があると見られていましたので、私も注目していましたが、安倍政権の暴走は止まらないものと思われます。私は先週は厚生労働委員会で2回質問に立ちました。2度廃案となった曰くつきの労働者派遣法、文字どおり「十把一絡げ」の安全保障関連法案、いずれも国民生活の安定と安心にとって問題の多い法案です。今週も国民生活の安定と安心のために、全力で立ち向かっていきます。