日本の国のありようが、大きく変えられようとしています。自国を守るためでなく、他国の戦争に加わる国へ。しかもシビリアンコントロールは空洞化、総理は自衛隊を「わが軍」と呼び、安全保障法制案は自民党・公明党のクローズな短期間での議論でまとめられました。このところの外交・安全保障をめぐる安倍政権の動きはとても不気味です。戦後70年の我が国の歩みを根底から否定し、それを「戦後レジームからの脱却」と呼んであたかも改革のように見せるのは安倍政権の独善としかいいようがないと思います。このまま本当に日本が、他国の戦争に参加する国になってしまうことには、私にはどうしても納得できません。
今週の厚生労働委員会では大臣所信に対する質疑に野党筆頭理事として質問に立ちました。こちらも社会保障の削減や労働法制の改悪など、理解できないことが多くあります。引き続き議論が必要です。
今週は地元からの請願署名をお預かりし、提出させていただきました。中でも15歳の中学生が高校受験の傍ら努力して請願提出の運びとなり、おめでとうと言いたいし、私がその手伝いをできたことを誇りに思っています。