年頭の新年会や旗開きなどの行事が続いています。今年は安倍政権の経済政策の先行きが懸念されます。じゃぶじゃぶお金を流しても流れていくところは同じ。金融緩和と財政出動をやってもそのお金が消化しきれないのです。だから地方経済、中小零細、生活者の暮らしはよくなりません。カンフル剤を打ち続けていけば心臓がおかしなことになります。加えて、株価を維持するために皆さんの年金積立金の半分を勝手に株式市場に投入する。こんな滅茶苦茶が許されていいはずがありません。もう一度、民主党が目指した「人への投資・人を大切にする政治」を再開させて展望を見出していきたい。ご挨拶ではこのようなことを訴えています。
きょうは阪神淡路大震災から20年。20年前の1月17日、テレビ画面から流れる中継映像を見たときの衝撃を忘れることはできません。あれからNPO法や被災者生活再建支援法ができるなど、法制度も大きく変わりました。東日本大震災を経験した日本社会は今、そのパラダイムを転換させることができるのか。そのことを自らにも問いかけながら、また戦後70年目の国会で論じられることになる日本の平和を思いながら、明日18日、新たな民主党の代表を選出する臨時党大会に臨んでまいります。