朝の街頭国政報告の後、事務所で打ち合わせをして、新幹線で東京へ。到着後すぐに打ち合わせやヒアリングや取材などが目白押しです。 生活保護の母子加算復活チームでは、母子加算削減の根拠とされる専門委員会委員長の岩田先生がお越しくださり、昨年に続いてお話を伺いました。専門委員会の議事録を読んでも、母子加算を削減すべきという意見でまとまっているとはとても思えません。岩田先生も削減という結論を出した覚えはない、とのこと。結局のところ、社会保障費を削減せよという骨太方針と、三位一体改革の影響で、「自己責任」というかけ声のもと、がんばる人とがんばらない人に区別されてがんばる人にだけ支援するという欧米型のワークフェアの形ができあがってしまったのです。しかし日本では母子家庭のほとんどが働いており、欧米と同じやり方をとっても効果は極めて限定的です。父子家庭には何ら支援策がありません。さまざまな支援制度が複雑になってきた今日、生活保護のスティグマなどを考えると、今後の支援策は、より一般制度に近づけていくほうが理想型のように思えます。
朝の街頭国政報告
生活保護の母子加算復活チーム