午前、オープンミーティング。後期高齢者医療制度について議論しました。高齢者を75歳で線引きし、差別したような医療制度に追い込む理由は、医療費削減以外にあるとは思えません。20府県の医師会がかかりつけ医制度に反対を表明しています。この医療制度によって安心できる医療制度に近づくどころか遠のいていることは大きな問題です。まずは白紙に戻し、税制や年金など他の社会保障制度と一体で見直すべきです。 午後は連合主催のG8労働大臣会合労組プレイベント、ディーセント・ワークについてのシンポジウムにパネリストとして参加。国際労働運動を代表する組織であるITUCのガイ・ライダー事務局長と、OECD加盟30カ国の58労働組合ナショナルセンターが加盟しているTUACのジョン・エヴァンス事務局長という、世界の労働運動のトップの素晴らしい基調講演の後、中野麻美弁護士、森永卓郎教授、古賀伸明連合事務局長と私の4人でパネルディスカッションでした。小泉政権でさらに広がった格差、とりわけ正規と非正規雇用、男女間の、賃金格差を解消し、均等待遇を実現するため、やらなければならないことはたくさんあります。でも今の与党政権ではできない。雇用不安をこのまま放置すれば間違いなくますます地域は疲弊していくでしょう。政治の役割をしっかり果たさなくてはと改めて決意しています。 夜はTさん宅で夕食をいただきました。
オープンミーティング
G8労働大臣会合労組プレイベント
ITUCガイ・ライダー事務局長と
OECD−TUACジョン・エヴァンス事務局長と