昨晩、テレビニュースを見ていたらミャンマーでの視察でお世話になった方の声が聞こえました。ヤンゴンの空気と景色、出会った方々の顔が浮かんできて、居ても立ってもいられない気持ちにさせられます。 ヤンゴン市内での大規模なデモは、長く続く軍事政権での生活統制、特にこの2年間でガソリンが9倍にも高騰していたところ私たちが視察に訪れた直後の8月15日にさらに2倍近くに価格が引き上げられ、通勤のバス代も跳ね上がったことなどに対する不満が背景にあると思います。首都をネピドーに移転したことに伴う財政負担は、天然ガスで潤い始めたミャンマーにとっても大きいことでしょう。新しい憲法制定を目指していた国民会議も先進国が満足できる結果を得ないまま先日閉会してしまいました。軍事政権には、国際社会と協調する方策をとってほしいと強く願います。日本人カメラマンが亡くなってしまいました。これ以上の犠牲を出してはなりません。 昼は都内をご挨拶に訪問。夜は友人ご夫妻と夕食。